社交ダンスには様々な種目があり、それぞれ覚えやすさの難易度が異なります。そのため、これから社交ダンスを始める人の中には、簡単なのはどの種目か、どのステップから覚えるのが良いか、知りたい人もいるでしょう。そこでこの記事では、社交ダンスで初心者が最初に習う種目やステップを解説します。

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社交ダンスで初心者が最初に習う種目

社交ダンスで初心者が最初に習う種目を、以下の2つの種目ごとに解説します。

 

• スタンダード
• ラテンアメリカン

スタンダード

スタンダードでは、ブルースを最初に習い、次にワルツを習うことが多いです。ブルースでは、社交ダンスの基本姿勢やペアとの組み方、足の出し方などを覚えられます。ブルースで基本を覚えたら、難易度を少し上げてワルツを習います。ゆったりとしたテンポなので、初心者も動きを理解しやすいでしょう。しかし、ワルツのステップには難しいものもあるので、習得には練習を積み重ねる必要があります。

ラテンアメリカン

ラテンアメリカンでは、ジルバを最初に習い、次にルンバを習うことが多いです。ジルバでは、ラテン種目の基本姿勢やペアとの組み方、リズム感を覚えられます。

 

ジルバで基本を覚えたら、ルンバでラテンダンスの幅を広げます。ルンバは、テンポが比較的ゆっくりなので、初心者も覚えやすいでしょう。しかし、難しいステップも多く、難易度が高く感じる人もいるため、簡単なステップから始めて、徐々に覚えることが大切です。

社交ダンスで初心者が最初に習うステップ

社交ダンスで初心者が最初に習うステップを、以下の種目ごとに解説します。

 

• ブルース
• ジルバ
• ワルツ
• ルンバ

ブルース

ブルースでは、クオーターターンをマスターしましょう。クオーターターンは、スタンダードダンスにおける、前進と後退の基本ステップです。複雑な動きではないので、初心者でも練習すれば、すぐに覚えられます。クオーターターンをマスターすると、その後に習うステップが覚えやすくなるので、基本を固めるためにもしっかり覚えましょう。

ジルバ

ジルバでは、以下の4つのステップを最初に習います。

 

• フォーラウェイロック
• チェンジオブプレイス
• ウインドミル
• リンク

 

フォーラウェイロックは、ラテンの基本的なサイドステップとなり、チェンジオブプレイスは、女性を回転させて、ペアとの位置を変えるステップです。ウインドミルは、ペアと両手を繋ぎ、風車のように腕を広げる動作をしながら回転し、リンクという組み手をして終わります。

 

4つを順番に行うと、ラテンの基本的なリズムや動作を覚えられます。工程が多いため難しいと思われがちですが、ステップ自体は複雑ではないので、一つ一つ練習すると初心者でも覚えられます。

ワルツ

ワルツでは、以下の2つのステップを最初に習います。

 

• ナチュラルターン
• アウトサイドチェンジ

 

ナチュラルターンは、ゆったりとしたテンポで、移動しながら大きくターンするステップです。ナチュラルターンの後に、アウトサイドチェンジというステップで、立ち位置を少し戻します。2つを繰り返すと、「ターンして戻る」という、ワルツの基本動作とテンポを覚えられます。ワルツでは、基本のターンを覚えなければ次のステップを覚えるのが難しいので、最初にマスタースべき内容です。

ルンバ

ルンバでは、以下の2つを最初に習います。

 

• オープンベーシックムーブメント
• ニューヨーク

 

オープンベーシックムーブメントは、ペアで向かい合って両手を繋ぎながら、前後左右にステップします。ニューヨークは、繋いでいる手の片方を離して、横に向いて手を大きく広げる動作です。テンポを覚えるのは少々難しいですが、ゆったりとした動作で複雑なステップもないので、初心者にも覚えやすいでしょう。メリハリを意識してみると、綺麗なポージングになります。

社交ダンス初心者は基本をしっかり覚えましょう

社交ダンス初心者は、ブルース・ジルバを最初に習い、次にワルツ・ルンバを習うことが多いです。ブルースとジルバで基本的な動作が覚えられるため、次に習うステップが習得しやすくなります。また、基本を覚えなければ、その後に複雑なステップを覚えるのは難しいので、初心者は基礎をしっかり身につけましょう。